不機嫌は罪

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「フキハラ」というのがあるのだそうだ。

なんだなんだ、どうしたどうした。
おそらく新手のハラスメントなのだろうが、何なのかはにわかには分からない。
おそらく、略し方が不自然なのだろうと思っていたら・・。

不機嫌ハラスメント!

思わず吹いた。コーヒーでも飲んでいて近くの人にしぶきが掛かってしまったら、これがホントの「フキハラ」だったところだ。



・・いつもダジャハラすみません。あっ、ダジャレハラスメントのことね。
あっ、クドハラすみません。クドい説明ハラスメント(得意技)。
うん、これはすでにウザハラか。・・うう、悪乗りハラスメントだ。
もうええっちゅうねんハラスメント(長すぎ)。

ワルノリオに改名します・・。ズコー



コメンテーターは「これはただの不機嫌ですね」と言っていたが、不機嫌を外に表明するのが「フキハラ」なのだろう。そのココロは。

このボーダーラインは

自分の気分がすぐれないのをアピール。
自分が不利なポジションにいるのをアピール。

健康な大人であれば、自らに芽生えた不機嫌の原因を自認し、分析し、解消する能力がある。
大人であれば自力でのそれを期待され、通常なら自分自身にも要請するだろう。

そのプロトコルを破り、周りに不快をまき散らすのがフキハラだ。

思うに、怒り出したり、悪口を吐いたり、暴れたりという表立った行動をしていないのだから、不機嫌までなら許されるだろうというボーダーラインを無意識に引いていないか。

このボーダーラインは高いのか、それとも低いか。

ボーダーライン、上と特上

では、不機嫌をサトラレることは恥ずかしいか

恥ずかしい。
自力で快適になろうとする能力を発揮し切れていないように見えるから。
でも不機嫌を知らせようとしているのだから、冷静にならないと改めて学習することはない。



ではもうひとつ、さしあたって最後の問い。

不機嫌は自らの魂にとっての罪か

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