まともに三苫、まとめたよ

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さりげなくスポーツに関するエントリが多い。だが書きたいことを旬のうちに書くのは良い戦略。バスケ、ラグビーと来て来年はオリンピック。・・早くないですか?まあ、ダンシングオンザデンツーでもいいか。

三苫薫の縦への突破

①相手(と三苫)が双方止まっている状態をつくる。

(①’ 球を少し右に動かして、相手の反応を促して観察材料を増やす。)

→『自分のタイミング』でスタート。

②インステップで球を運ぶ。(インサイドで触ると股関節の外旋で走りが遅くなる。)

コンマ1秒は1m

陸上短距離で、スタートの反応時間の上手い下手で 0.100秒くらい差が出来ることはザラに起こる。そして0.1秒はトップスピードでは実に1メートルの差になるのだ。

三苫は、この反応速度差のアドバンテージの大きさをまず理詰めで発想してから技術を組み立てていったのかもしれない。(もしサッカーデュエル界で常識だったならごめんなさい。)

三苫が①の静止状態から「自分のタイミング」でヨーイドンして0.1秒を稼ぎ出し、加速後のライン際でディフェンダーを1m置き去りに出来る。

このたったの0.1秒で「三苫の1mm」ならぬ『三苫の1m』が現出するのだ。

全体像から始める

相手に距離を詰められても交わせる技術、
ネイマールを手本にしたインステップキックのライン際に球を置くタッチセンス、
内側に切れ込むドリブルの技術体系など、

縦への突破だけではなく、いくつものモザイクの総体で三苫薫は躍動する。

スタート反応を数限りなく練習している陸上選手ですら失敗して出遅れる。三苫選手に抜かれても1mで付いて行く相手は寧ろあきらめずに仕事を遂行していると言うべきだろう。

しかして、彼の縦への突破には、理詰め発想からの構想力を見る。

このいわしんの見立てが的を射ていたら嬉しいし、当人が読んで “違うよっ”と笑ったら、それはそれで読んでくれたので嬉しい。

右に切れ込んでも、左をエグってもイッツオーライ。脳天気屋の法則である。Does that make sense?

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