『ジェリーフィッシュは凍らない』を読む

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んふふふふふっ。
よろしいですか。これが謎の答えです。

『古畑任三郎』

ミステリーが好きだ。

雰囲気を味わいながら、ゆるゆるとゆっくり読むのが好きだし、手掛かりや見取り図やタイムテーブルをメモりながら読み進むのもおもしろい。

さて「ジェリーフィッシュは凍らない」である。本の感想は初めて書く。・・いや、書かない。
作品の外縁のそのまた大外を書こう。

いわしんはネタバレは嫌いだ。なにしろ、「この本はおもしろいよ」と言うのすらネタバレじゃないのかと怯えるくらいだ。あばれる君の弟、おびえる君なのである。自分はそうは思いません。

ジェリーフィッシュは凍らない

第26回鮎川哲也賞を受賞した、市川憂人さんのデビュー作。

本の帯に『そして誰もいなくなった』への挑戦であると同時に『十角館の殺人』への挑戦である、とある。

この2作はどちらも、いわゆるクローズドサークル物の中でもさらに、いわゆる「テンリトルインディアン」ものである。と同時に、ミステリー小説の歴史のなかでも嚆矢となる名作でもある。

さらに解説では、ある理由から本作はどちらかというと『〇〇〇〇〇〇』の方により〇〇とある。
(解説は本書を読んだ後にぜひ玩味してもらいたい。)

・・いやいや、比肩されるものがこの2作品である時点ですでに敷居が高い。

最初の感想は

で、読後の最初の感想だが、

これは〇〇〇〇〇の〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇を〇〇〇〇〇〇〇〇〇ではないか。

いやこれではネタバレである。ごめんなさい。ごめんなさい。

本当は
これ〇〇〇〇〇し〇〇〇〇〇〇だ〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇で〇〇〇〇。

くらいのものではないか。

ああいや、これもネタバレかもしれない。
おまけにダイイングメッセージみたいになってしまった。
ふざけすぎである。稚気である。チキチキである。


だが作中の趣向にならって、作者にひとつだけ質問できるなら、このことを聞きたいのだ。

作品の中身には触れまいと思っていたが、随分と書いてしまった。

ああ書けない。ネタバレは死刑だ。
でもこの感想はそんなには的を外していないと思う。

読んで面白かったかどうかはネタバレになるので書かない。

実際、こんなにおもしろいものを広めるのはもったいないので、みんな読まないでほしい。

読むなよ、ぜったい読むなよー。

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