『ペパーミント・ブルー』を憶える

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鼻歌に、いつからか課題曲を設けるようになった。

歌詞を憶えて、意識しないでフルコーラス歌えるようになれば、ミッションクリアだ。

直近の課題曲は

粉雪(レミオロメン)

今夜も星に抱かれて(絢香)

風立ちぬ(松田聖子)

イージュー ★ライダー(奥田民生)

エイリアンズ(キリンジ)

といったところで、今は、

ペパーミント・ブルー(大瀧詠一)

なのであるこれが。

・・すごい、松本隆にたびたびクリティカルヒット!

この二人ははっぴいえんどの盟友なのだが、いわしんははっぴいえんども大瀧詠一も今まで聞いてこなかった。不勉強なのだ。

横目ではなんとなく見てはいたのだが、まさか大瀧さんが鬼籍に入られてから聴くことになろうとは。

ペパーミント・ブルー

歌詞の中のこのふたりの仲はどのくらい進展しているのだろう。

明確な記述はない。ヒントだけが歌詞にある。

(歌詞をそのまま載せられない(と思う)ので、歌詞をお手元に用意してどうぞ。)

1コーラス目25小節目(1cho 25bar)~斜め横の~

ここはふたりの距離が少しあることをイメージさせる。
2コーラス目1小節目~黙り込んだ~

「黙りこんだ貝殻」 は彼女の比喩、
やはりここも少し距離を感じる。
2コーラス目25小節目~旧い歌の~

ここの場面は夜が深い時刻なのかまたは夕刻頃なのか・・。
ここはどちらかといえば関係の深さを感じる。
3コーラス目9小節目~抱きしめた~

世の男性なら誰でも感じたことのある、あの「未満」なもどかしさ。
届かないと感じても進んでいくしかないというペーソスw。
ここもずばり「未満」感が強めだ。

こうしてあらためて見ると、やはり限りなく「未満」といったところか。

だけど、わずかに「一度きり」の可能性もわずかに残る。
なぜなら「旅に誘っている」から。

未満なのに旅に誘うのは、いささか前のめりすぎてはいないかなあと思うから。

やはり、なかなか絶妙である。
さすがは松本隆である。
左打者への外角低めへ逃げるシンカーくらい絶妙である。なんのこっちゃ。

ライナーノーツなどは残っているのだろうか。調べていないので分からない。
詩の印象だけで書いている。

だけれどもここでミントの花言葉だけでも調べてみよう。

ほほう。

「心の温かさ」
「永遠の爽快」
「貞操」

ちょっと偶然じゃなさそうなのが出たこれw。

そしてサビにある、男性の指のわずかな先に女性の「温かさ」「貞操」ひいては「強い香りと辛み」があると。

指先のわずかな先。これがふたりの距離なのかな。

憶えるっ o^^o

話し忘れていた大事なこととは何だろう。
まさか旅に誘うことじゃないよね?そうなのかな。

分かったようで分からない、この曲最大の抽象度ワード「黙り込んだ貝殻」とは。

答え合わせはまたいつか。

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