いいね!「いいね!光源氏くん」

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よるドラ「いいね!光源氏くん」が面白い。いや、いとおかし。


し~ずん2になったが、いろいろな要素が増えまくって広がりがすごい。

このドラマの主題のひとつは、登場人物の恋愛観の違いをどうするのかというものだろう。

「源氏物語」の主題にもそういうことが含まれているのかもしれないが、全く調べずにこのエントリを書く。
機会があったらあたってみよう。ホントか。

ヒロイン沙織(伊藤沙莉)は恋愛に少しコンプレックスはあるものの現代的な普通の恋愛観をもっている。

たいして光源氏(千葉雄大)は沙織が好き、でも紫の上(今野彩夏)も好き。




ポリアモリーは、理想的な意思疎通の関係と、ある一定の状況下では「社会的にも」成り立つかもしれない。
けれども現代ではその「合意形成」自体が一般的ではないし、フツーの恋愛では端折られることがほとんどだろう。

男子のホンネ、特に疾風怒濤の時代には、「自分のキモチ的な」ポリアモリーは当然だし、疑いもしないし、止められもしない。

というよりも、その瞬間瞬間は疑いもせずに純愛なのだ。

(あっ、この段落は女子閲覧禁止ですよ。)

大部分のおサルさんは一夫多妻や乱婚形態が多いし、不倫や離婚がデフォルトになりつつある人類もいるから、まあいいか。
あるいは肉食女子もそうですか。

平安貴族男子がどうだったのか、想像してみるのもおもしろいし、時代や男女の立場や恋愛偏差値の違いでも意見はさまざまあるだろう。

「ジワジワ来るんだ、藤原って」

伊藤沙莉
見ていて楽しい。まさにじわじわ来る感じの女優だ。キメ打ちである。


桐山漣
中将役。シュッとした感じとコミカルな感じの塩梅が面白い。なんか良いw。


小手伸也
傑作「SUITS」に出たというだけで注目してしまう。がんばれ。


今野彩夏
登場はまだ少ないが、キスされようとする直前の表情が良い。リビドーをいたく刺激させてくれるw。






うん、なんだかドラマの仕掛けにいちいちハマりまくっている気がする。

でもおもしろいから、まあいいか。

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